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海外旅行におすすめのeSIM│米国や欧州で使える!2025年

ヴォーンシェイン
ヴォーンシェイン 更新日 2025年06月09日 ファクトチェッカー: ライアン・ジョーンズ 編集主任

海外ローミングは非常にお金がかかりますね。近くの店舗、SIMカードの自動販売機、空港のキオスクなどで現地のSIMカードを購入する前に多額の通信費が発生してしまうこともありますが、海外旅行におすすめのeSIMを購入すれば、かなり節約できます。

eSIMを使うとアメリカやヨーロッパ、アジアなどで安くインターネットを利用でき、ほかにもさまざまなメリットがあります。音声通話やテキストメッセージはもちろん、報酬プログラムを実施していたり追加機能(VPNを内蔵しているなど)が備わっていたりするeSIMは数多くあります。物理SIMとは違い、デジタルSIM(eSIM)カードは、スマホで安くインターネットを利用したり通話したりするのに便利な手段なのです。また、今後、SIMカードのスロットがないスマホが販売されるようになったとしても、eSIMを使えば問題ありません。

当社チームと協力して20以上のサービスを検証し、おすすめの海外eSIMを探しました。対応国、プラン、アプリ、全体的な使いやすさに注目して各社サービスを評価・比較しました。では、海外旅行におすすめのeSIMを見ていきましょう。渡航先に最適なものがきっと見つかるはずです。

【プロのアドバイス】国際通話をかける際にセキュリティが気になる場合、通話アプリとVPNを併用しましょう。VPNを使うと、どこからでも通話アプリが利用できるようになるというメリットもあります。詳しくは通話アプリにおすすめのVPNをご覧ください。

プロ厳選!2025年におすすめの海外旅行向けeSIM

  1. 編集者のチョイス
    Holiday.com
    Holiday
    総合1位のeSIM。全世界・国別・地域別のプランがあり、ギガ数や利用日数を選べる。手頃な価格。
  2. Saily
    Saily
    アプリが使いやすく、eSIMが初めてでも安心。音声通話とSMSは利用不可。
  3. Airalo
    Airalo
    200か国以上をカバーしているのが強み。無制限プランでは通信速度が落ちる。
  4. Airhub
    Airhub
    コスパ抜群のeSIMで、通話とテキストメッセージが無制限のオプションも。サポートはイマイチ。
  5. GigSky
    GigSky
    旅行者向けの100MB無料データプランがあるものの、地域ごとのプランは割高。

おすすめの海外eSIMサービスを7個見る

【注意】中国のように通信制限が厳しい国を旅行する場合、FacebookやInstagramなどのSNSにアクセスできないことがあります。eSIMを使うとこれらのプラットフォームにアクセスできる可能性がありますが、この行為が現地の法律に反しないことをしっかり確認することを強くおすすめします。The How To Guideはいかなる違法行為も容認しません。

【編集者より】The How To Guideは透明性を第一に考えているため、当社がHoliday.comと同じ企業グループに属していることをお知らせいたします。しかし、当社は厳しい検証方法を採用していますので、これがレビュープロセスに影響を与えることはありません。

2025年に海外旅行におすすめのeSIM

多数のプロバイダを検証し、旅行者におすすめの海外eSIMを探しました。コスパ、使いやすさ、主な機能を評価した結果、おすすめの海外eSIMはこちらです!

1. Holiday — 総合的に最高のeSIM。プランは手頃な価格で柔軟

設定しやすいのもポイントで、出発前にプランを購入して開通できます。到着したらQRコードをスキャンするだけで直ちにインターネットにアクセスでき、現地のSIMカードを購入したり複雑な設定を行ったりする必要はありません。アプリは直感的な設計で、データの追加購入や変更などプランを管理できます。また、FacebookやInstagramなどのソーシャルメディアがブロックされている国でもHolidayを使うとアクセスできます。

ExpressVPNに契約している場合、特別なクーポンコードを利用すると無料データをゲットできるのが嬉しいポイントです。Holidayはデータのみのサービスであり、通話やSMSには対応していませんが、便利で格安なので現代の旅行者にイチオシです。 【編集者より】The How To Guideは透明性を第一に考えているため、当社がHoliday.comと同じ企業グループに属していることをお知らせいたします。しかし、当社は厳しい検証方法を採用していますので、これがレビュープロセスに影響を与えることはありません。

【プロのアドバイス】eSIMと併用できるVPNが欲しい場合はExpressVPNがおすすめです。軍レベルのセキュリティ機能が備わっており、通信速度も非常に速いため、ネットの閲覧、動画視聴や通話アプリの利用などを安全に行えます。

編集者から:ExpressVPNおよび当サイトは同じ企業グループに属しています。

2. Saily — 使いやすいeSIMアプリ

Nord Securityによって開発され、2024年にリリースされたSaily(サイリー)は使いやすいサービスで、便利なeSIMアプリでアカウントを管理したり24時間週7日体制のライブチャットサポートに問い合わせたりできます。インストールはほんの数分で完了し、データ使用量をチェックしたりデータを追加購入したりする方法を分かりやすく説明してくれます。

Sailyは180か国以上をカバーしています。アメリカ、イギリス、インド、日本、タイ、トルコ、マレーシア、アラブ首長国連邦(UAE)で使えるeSIMのほかに、特定の地域や全世界をカバーしたプランも用意されています。SailyのeSIMは5G通信とテザリングに対応していますから、ホットスポットを介して他のデバイスとモバイルデータ通信を共有することも可能です。海外ですべてのSNSアプリを気軽に利用できました。

3. Airalo — おすすめの国別eSIM

Airalo(エラロ)は多数の国をカバーしており、プランを柔軟に選べます。地域、データ通信量、滞在期間に応じてさまざまな価格のプランが用意されていて、隠れたコストや解約金などはありませんから、価格がはっきりしたeSIMが欲しい旅行者に向いています。また、Airaloならソーシャルメディアにアクセスしやすいため、日本の友達と連絡を取るのに役立ちます。

接続と通信速度が安定しているのも強みの1つ。国別、地域別、全世界のeSIMプランから選ぶことができ、200以上のエリアをカバーしています。開通手続きは簡単で、QRコードをスキャンするかコードを入力するだけで完了します。サポートは24時間年中無休のライブチャットとメールで問い合わせることが可能です。

Redditの一部のユーザーは「無制限プランでも一定のデータ量を超えると通信速度が遅くなる」と指摘していますが、しかし、利用閾値を超えるとプロバイダが通信速度を制限するのはよくあることで、公正利用ポリシーまたは通信優先度引き下げなどと呼ばれます。メリットに目を向けると、Airaloはロイヤルティプログラム(Airmoney)を実施しているため、プランを購入するとキャッシュバックを受け取れます

4. Airhub — 音声通話とSMSにおすすめのeSIM

Airhubの海外eSIMサービスは190か国以上を対象としており、データプランを柔軟に選べます。地域別と国別パッケージがあり、4G LTEにより、通信速度が安定しているのが特徴です。タイなど一部の国のeSIMプランは5Gにも対応しています。Airhubの最大の注目ポイントは、無制限の音声通話とテキストメッセージに対応している数少ないeSIMの1つであること。

デメリットについて、開通手続きでトラブルが発生する可能性があり、カスタマーサポートは対応が遅く役に立たないことがあります。筆者が試した際、eSIMを設定するためのQRコードがなかなか届きませんでした。とは言え、QRコードが届いた後は素早くインストールでき、アプリのUIは直感的です。ほとんどのプランは非常に安く、データ共有にも対応しています。また、全プランが安心の30日間返金保証付きです。

5. GigSky — 無料データ100MBがついてくる

GigSky(ギグスカイ)はクレジットカード不要の無料100MBプランを提供しています。このプランを利用すれば、大容量データパックを購入する前に通信速度とネットワークの安定性を助かめることができますね。eSIMの対応国は190か国で、クルーズ船や沖合海域もカバーしています。

ただ、この記事で紹介したほかのeSIMプロバイダと比べるとGigSkyの地域別プランは割高です。とは言え、通信が安定していて世界中をカバーしていることから、便利さと柔軟性を重視する旅行者にピッタリのeSIMであると言えます。

【比較表】プロバイダの特徴

旅行者におすすめのサービスは5社以上見つかりましたので、ここでは上位12社を紹介します。また、eSIMDBでeSIMのプランと特徴を比較しました。eSIMDBは世界最大のデジタルSIMサービス情報サイトで、さまざまな地域で使えるeSIMが一覧に表示されます。他にも、easySim、Jetpac、AloSIM、GoMoWorldなどの人気サービスを比較するためにも利用できます。

筆者が見つけた情報を整理するため、対応国、価格、その他の特徴に基づいて、おすすめのeSIMプロバイダを比較表にまとめました。

eSIMプロバイダ ネットワークの範囲 音声通話とテキストメッセージ(SMS) データ共有(テザリング)
Holiday 200以上の国と地域
Saily 180以上の国と地域
Airalo 200以上の国と地域
Airhub 190以上の国と地域
GigSky 190以上の国と地域
Roamless 186以上の国と地域
Holafly 190以上の国と地域
Nomad 190以上の国と地域
GlobaleSIM 200以上の国と地域
BNESIM 200以上の国と地域
Flexiroam 130以上の国と地域
Bouygues Telecom ヨーロッパ

【編集者より】The How To Guideは透明性を第一に考えているため、当社がHoliday.comと同じ企業グループに属していることをお知らせいたします。しかし、当社は厳しい検証方法を採用していますので、これがレビュープロセスに影響を与えることはありません。

海外でインターネットを安全に利用し、ブラウジングやストリーミングを行いたいですか?こちらのガイドをご覧ください。

eSIMサービスとは?

eSIMとは、デバイスに埋め込まれている、書き換え可能なデジタルSIMカードです。物理的なSIM(Subscriber Identity Module)カードとは違い、デバイスから取り出せるチップはなく、eSIMを使うとスマホの設定から直接モバイルネットワークを切り替えることができます。それ以外の特徴は従来のSIMカードと同じで、通話の発信、テキストメッセージの送信、2G/3G/4G/5Gでのインターネット通信などが可能です。

eSIMは、カードスロット数が限られているスマホやタブレットで従来のチップの代わりに柔軟に使うことができます。海外旅行でインターネットを安く利用する手段としてeSIMの普及が進んでいます。Apple iPhone、Motorola Razr、Google PixelなどのAndroidデバイスは物理的なSIMスロットを廃止する方向に動き出していますから、今後はすべてのデバイスでeSIMを使うことになることが予想されます。

通常、eSIMプランの種類は3つあります。

  • グローバルeSIM:世界中どこでも使えるプランです。複数の国を旅行する場合に適しています。
  • 地域別eSIM:グローバルeSIMより的を絞ったのが地域別プランです。通常、ヨーロッパ、アフリカ、アジア、ラテンアメリカなど、特定のエリアをカバーしています。
  • 国別eSIM:1つの国で使えるeSIMです。通常、他のeSIMより安いため、1か国に渡航する場合はこのeSIMを選んだほうが経済的です。

2025年に海外旅行でeSIMが必要な理由は?

従来的なSIMカードと比べ、eSIMのメリットはいくつかあります。特に海外旅行では次のようなメリットがあります。

  • ローミングの通信料を避けられる。eSIMアプリを通して国際データプランを購入すると、高額なローミング通信料を避けることができます。現地のプランより安いことが多いからです。
  • どこからでも開通できる。eSIMの開通手続きはスマホで行えますから、お店に行く手間を省くことができ、旅行するたびに新たなSIMカードを購入する必要もありません。
  • 設定しやすい。QRコードをスキャンするか、従来的なアクティベーションコードを入力するか、アプリを使ってeSIMを瞬時に開通できます。設定は数分しかかかりません。また、便利なアプリを提供しているeSIMプロバイダもあり、プランを簡単に調節できます。「出発前までにSIMカードが届かなかった!」と慌てることはありません。
  • データの安全性が向上する。eSIMは物理的に取り出したり複製したりできませんから、不正アクセスのリスクが下がります。また、紛失・盗難されたデバイスの位置を特定しやすいのもメリットですね。
  • 複数のeSIMカードが使える。例えば、仕事用、プライベート用、旅行用など、ニーズ別にeSIMを使い分けることができます。また、複数の電話番号やデータプランを効率良く管理できます。複数の物理的なSIMカードを使うより環境に優しい選択です。
  • プランを変更しやすい。物理的なカードとは違い、eSIMならチップを入れ替えなくてもプランを変更できます。現在使っているチップを失くす心配はありません。
【プロのアドバイス】eSIMを利用する際にプライバシーを守りたい場合は、電話をかける際に個人情報を隠す方法をご覧ください。

【手順を解説】あらゆるデバイスでeSIMサービスを開通する方法(Android、iPhone、iPad)

ほとんどのeSIMサービスは開通する方法を提供しています。通常、利用開始する流れは次の通りです。

1. デバイスがeSIM対応かどうか確認する

お使いのデバイスがeSIMサービスに対応していることを確認しましょう。ほとんどの場合、2017年以降に発売されたデバイスはeSIMに対応しています。これにはiPhone XS、iPhone XS Max、iPhone XRまたはそれ以降のモデルが含まれます。スマホの機種名と「eSIM対応」をGoogle検索すると簡単に確認できます。

iPhoneまたはiPadがeSIMに対応しているかどうか確認する方法はこちらです。

  1. [設定]>[一般]>[情報]の順にタップします。
  2. 下にスクロールして[SIMロック]という項目を探します。デバイスSIMロックがかかっていない場合は「SIMロックなし」と表示されます。そうでない場合はSIMロック解除の手続きを行う必要があります。
  3. [使用可能なSIM]までスクロールしてください。旧バージョンのiOSデバイスでは[デジタルSIM]を探しましょう。eSIM対応機種の場合、15桁のIMEI番号が表示されます。

AndroidデバイスがeSIMに対応しているかどうか確認する方法はこちらです。

  1. [設定]>[接続(ネットワークとインターネット)]>[SIMマネージャー]あるいは[eSIMカード]の順にタップします。
  2. eSIM対応機種の場合は[eSIMを追加](代わりにSIMをダウンロードする)と表示されます。あるいは、[設定]>[デバイス情報]の順に進みます。対応機種の場合、IMEI(eSIM)または[埋め込みSIM]と表示されます。
Screenshot showing Android eSIM compatibility in settingsスマホの設定を開き、eSIMに対応しているかどうかチェックしましょう

【重要】キャリアによってスマホにSIMロックがかかっている場合、そのキャリアのeSIMしか追加できません。詳しくは元のプランのプロバイダに問い合わせましょう。

また、中国本土では、AppleデバイスでeSIMを使うことはできません(香港とマカオでも、iPhoneの一部の機種では使えません)が、Androidデバイスなら通常中国でeSIMが使えます。

2. eSIMサービスに登録する

Screenshot showing Saily eSIM compatibility and plan selectionSailyなどのeSIMプロバイダでは、お使いのデバイスがeSIM対応なのか確認できます

ニーズに応じてeSIMプロバイダとプランを選びます対応国、ギガ数、価格、データ共有(テザリング)などを考慮しましょう。

また、プロバイダが提供している場合はeSIMアプリをダウンロードすると良いでしょう。そうすれば、画面の指示に従って簡単に開通手続きを行えます。

Screenshot showing eSIM app download from SailySailyのiOSとAndroid用のeSIMアプリは非常に優れています

次に、プランの登録と支払いを行います。登録したり個人情報を入力したりしなくても使えるeSIMもあり、大抵はプリペイドカードやApple Pay、PayPal、クレジットカードなど幅広い支払い方法に対応しています。

Screenshot showing payment screen for a Saily eSIM planプランが自動更新されるかどうか必ず確認しましょう

3. 設定でeSIMプランを追加する

設定は自動的に行われるはずです。しかし、何らかの理由で行われなかった場合は次の手順に従って設定を行いましょう。

iOSとiPadOSの場合

  1. [設定]>[モバイルサービス]に進みます。
  2. [eSIMを追加]をタップします。[モバイル通信を設定]というウィンドウが表示されるはずです。
  3. [近くのiPhoneから転送]または[QRコードを使用]のどちらかを選びましょう。

Androidの場合

  1. [設定]>[接続]>[SIMマネージャー]の順に進みます。
  2. [eSIMの追加]または[モバイルプランの追加]を選びます。
  3. 一覧にプロバイダが表示されていない場合は[他の方法でモバイルネットワークに接続する]を選択してください。
  4. [アクティベーションコードを入力する][携帯通信会社のQRコードをスキャンする][別のデバイスからSIMを移行する]のいずれかを選びましょう。
Screenshot showing eSIM setup on AndroideSIMのアクティベーションコードを入力するか、他のデバイスからデータを移行することもできます

デバイスを再起動すると、変更内容と新しいモバイルデータプランが適用されます。これで設定は完了です。

【プロのアドバイス】eSIMが使えない場合、プライマリーSIMカードに設定し、ローミングを有効にしたかどうか確認しましょう。

海外旅行に最適なeSIMのキャリアとプランの選び方

おすすめの海外eSIMプロバイダを選ぶにあたり、次のポイントを検討しました。サービスを選ぶ際に参考にしてみてください。

  • ネットワーク。接続トラブルを避けるため、渡航先の国または州をカバーしているかどうか確認しましょう。多くのeSIMプロバイダは海外旅行向けのグローバルデータプランを提供していますから、複数の国を旅行する場合は国ごとにプランを購入する必要はありません。
  • 料金。プロバイダのコストを比較しましょう(通常はギガ単位で表示されます)。7日間、15日間、30日間、60日間など、eSIMのプランは利用日数が異なりますので、旅行期間を検討するのをお忘れなく。キャッシュバックや特典プログラムを提供しているプロバイダもあります。
  • 通信速度。プロバイダによっては、国ごとに通信速度が大きく異なる場合があります。ユーザーレビューやスピードテストを確認して、どの程度のパフォーマンスが期待できるのかチェックしましょう。
  • データ量。動画のストリーミング、ブラウジング、通話など、ネット上で何をするかをもとに、必要なギガ数を見極めましょう。データ無制限のプランや従量課金制のプランを提供しているプロバイダもあり、データ使用量が多くなりそうな場合はそちらを選んだほうが経済的かもしれません。
  • データ共有(テザリング)。すべてのプロバイダがテザリングやモバイルホットスポットに対応しているわけではありません。他のデバイスをeSIMにテザリングしたい場合、プロバイダがテザリングに対応していること、テザリングを有効にしても通信速度を制限されないことを確認しましょう。
  • 通話サービス。VoIPやオンラインサービスを利用せずに国際電話をかけたりメッセージを送信したりするには、通話、SMS、MMSが可能なeSIMを選ぶ必要があります。そうでない場合はWhatsAppやTelegramなどの通話アプリを使って電話をかけることになります。
  • カスタマーサポート。トラブルや質問を迅速に解決するには頼れるカスタマーサポートが重要です。24時間年中無休サポートを提供しているプロバイダなら、時間帯によらずいつでも質問に答えてもらえます。

eSIMプランに必要なデータ量はどれくらい?

必要なデータ量を見極めるのは簡単なことではありません。ここでは、アクティビティごとにどのくらいのデータ量を消費するか、目安を紹介します。

Googleマップ

  • 道案内:毎時5~10MB程度

ソーシャルメディア

  • Facebook:毎時80~150MB程度
  • Instagram:毎時100~200MB程度
  • Twitter:毎時60~100MB程度
  • TikTok:毎時500~800MB程度

モバイルゲーム

  • ライトゲーム(パズルやカジュアルゲームなど):毎時5~20MB程度
  • ヘビーゲーム(オンラインマルチプレイヤー、グラフィック重視のゲームなど):毎時50~150MB程度

ブラウジング

  • 一般的なウェブブラウジング:毎時20~60MB程度
  • コンテンツ量の多いサイトの閲覧(写真やマルチメディアの多いサイトなど):毎時100~200MB程度

音楽のストリーミング

  • 低音質(96kbps):毎時最大40MB
  • 標準音質(160kbps):毎時最大70MB
  • 高音質(320kbps):毎時最大150MB

動画のストリーミング

  • 低画質(240p):毎時最大150MB
  • 標準画質(SD、480p):毎時最大500MB
  • 高画質(HD、720p):毎時最大1.5GB
  • フル高画質(フルHD、1080p):毎時最大3GB
  • Ultra HD画質(UHD、4K):毎時7~10GB程度

海外eSIMについてよくある質問

自分のスマホはeSIMに対応していますか?

ほとんどの場合、2017年以降に発売されたスマホはeSIMサービスに対応しています。また、デジタル(eSIM)カードを使うには、SIMロックが解除されている必要があります。スマホまたはタブレットの設定を見て、eSIMに対応しているか確認しましょう。必要な場合は元のプロバイダに問い合わせてください。

渡航先の国ごとにeSIMを購入しなければなりませんか?

プランによります。国ごとにプランを購入しなければならないプロバイダもありますが、複数の国で使える地域別プランやグローバルプランを提供しているeSIMサービスも数多く存在します。

eSIMはSIMロック解除されたiPhoneとAndroidデバイスでしか使えませんか?

はい、eSIMはSIMロック解除されたデバイスでしか使えません。ほとんどの場合、2017年以降に発売されたスマホ(iPhone X以降)はSIMロックが解除されています。設定を見るとeSIM対応デバイスなのか簡単に確認できます。SIMロックがかかっているスマホをお使いの場合は、契約終了後にプロバイダにNetwork Unlock Code(NUC)リクエストしましょう。

旅行前にeSIMの開通手続きを行うべきですか?

高額なローミング通信料が発生しないよう、海外eSIMのインストールと開通手続きは出発前に行ったほうが良いでしょうeSIMプランを比較し、ニーズに応じて選ぶことをおすすめします。

eSIMで国際通話をかけることはできますか?

はい、一部のeSIMサービスは通話とSMSに対応しています。例えばAirhubは音声通話が可能なので、従来的な電話をかけることができます。とは言え、音声通話に対応していないeSIMでも、VoIPサービスやメッセージアプリを使って通話することは可能です。

eSIMを使うリスクはありますか?

はい、eSIMを有効にしたデバイスはマルウェア感染やハッカーなどに遭いやすいことがあります。これらのリスクを軽減するため、怪しいリンクをクリックしたり、信用できない提供先からアプリをダウンロードしたり、VPNなどで安全を確保せずに公共Wi-Fiを利用したりするのは避けましょう。とは言え、通常のSIMカードよりeSIMのほうが便利です

スマホでeSIMアプリを1つ以上使うことはできますか?

はい。AndroidでもiOSでも、スマホとタブレットで複数のeSIMを使うことは可能ですニーズごとに複数のプロバイダのeSIMを使い分けることができます(通話やネット利用など)。機種によりますが、デバイスに保存できるeSIM数はiPhoneで5~10個、Androidで5~7個です。ただし、同時に使えるeSIMは2個までです。

海外旅行におすすめのeSIMでどこでもインターネットを利用しよう

海外でインターネットを安く利用したい場合、eSIMを入手するのが一番です。通常のSIMカードより便利かつ安全で、設定も簡単です。また、遠隔から開通手続きができ、SIMカードを物理的に入れ替えなくても複数のプロバイダを使い分けることが可能です。

すべてのプロバイダが安いわけではなく、音声通話やデータ共有に対応していないケースもあります。そのため、渡航先、旅行期間、必要な機能など、ニーズをもとにおすすめのeSIMを比較しましょう。この記事ではさまざまな海外eSIMを紹介しましたので、ご自身にピッタリのサービスがきっと見つかるはずです。

プライバシー保護のヒント

あなたのオンラインアクティビティは訪問先のサイトに公開されることがあります

あなたのIPアドレス:

216.73.216.90

あなたの現在地:

US, Ohio, Columbus

インターネットプロバイダ:

これらの情報は、広告、アナリティクス、好みの把握などのために使用される可能性があります。

IPアドレスからあなたの位置情報、個人情報、閲覧習慣などを調べることができるため、訪問先のWebサイトからデータを守るにはIPアドレスを隠すのが非常に効果的です。仮想プライベートネットワーク(VPN)を使うと、安全なサーバーを経由してインターネット通信を行うことで実際のIPアドレスが隠され、他の場所からネットを閲覧しているように見せかけることができます。また、VPNは通信を暗号化することで、監視や不正アクセスからデータの安全を確保します。

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この記事の執筆者

  • ヴォーンシェイン
  • ヴォーンシェイン 編集主任

IT系ライター兼翻訳者。VPN、セキュリティソフト、レンタルサーバーなどのレビュー翻訳を主に担当しています。読者の皆様がインターネットを安全・快適に利用できるよう、有益な情報を分かりやすく発信するよう努めています。

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